今月のお知らせ（7年5月）

百日咳の患者さんが増えています。百日咳は普通の風邪症状で始まりますが咳の回数が増えて激しくなってきます。次第に特有の発作性けいれん性の咳となります。短い咳が連続的に起こり、息を吸うときに笛の音のようなヒューという音が鳴ります。発熱はあっても微熱程度、息をつめて咳をするため、顔のむくみ、点状出血、眼球結膜出血、鼻出血などがみられることがあり、夜間の発作が多いと言われています。乳児ではまれに脳炎の合併があり、死亡する危険もあります。激しい咳の発作は2，3週で落ち着き、その後も時々発作性の咳がみられますが、2，3か月で回復します。成人の患者さんの場合、症状が軽く診断が見逃されやすいのですが、ワクチン未接種の新生児・乳児に対する感染源として注意が必要です。

（国立健康危機管理研究機構Hpより抜粋）

5月29日（木）～5月30日（土）、学会出張のため休診となります。横浜で開催される日本耳鼻咽喉科頭頚部外科学会の総会に参加してきます。この総会は新型コロナウイルス禍の間web参加だったので久しぶりの現地参加になります。しっかり勉強してきます。

引き続き看護師さんを募集しています。どなたか良い方をご紹介ください。