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今月のお知らせ(令和3年10月)     口腔・咽頭アレルギー

花粉症の方が果物・野菜・ナッツ類を食べた時に口の中や唇のかゆみや違和感・しびれ、顔の腫れ、呼吸困難などの症状を起こすことがあります。口腔咽頭アレルギー症候群(OAS)と言います。これら植物に含まれる物質が花粉症を起こすアレルギー物質と非常に良く似ているために症状が出現します。症状を起こしやすいのは、リンゴ・モモ・サクランボ・ナシなどバラ科の果物が多いと言われています。その他、キウイ・メロン・スイカ・アーモンド・ピーナッツなどがあります。症状が頻繁に出る時には原因となる食物を可能な限り避けることが必要です。ごく稀にアナフィラキシーショックという命にかかわる重篤な症状が出ることがあるので注意が必要です。OASを起こす物質は熱に弱いと言われています。果物や野菜は火を通すとアレルギー症状が現れなくなる可能性がります。

右は花粉症と原因食物の関係を示した図です。スギ花粉症の患者さんでもモモ・リンゴ・メロン・キウイなどでOASを起こす可能性があります。











原田保:口腔・咽頭アレルギー.耳鼻咽喉科・頭頚部外科86:1072ー1077、2014

から引用